どうも今ちゃん先生こと今田達也です。
今回は首のコリや頭痛などの原因であるストレートネックがテーマです。
このブログを読んでくれている方の中で「ストレートネックってなんぞや?」「聞いたことあるけど何のことかわからん」なんて方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明させてください!
ストレートネックはこれです↓
説明、以上(笑)
画像を見てもらうと一目瞭然ですけど、頭を前に突き出してる状態ですね。
そうなんです、頭を前に突き出すと、ストレートネック(まっすぐな首)が完成するわけなのです!
首は本来、わずかに弓のように前に弯曲(わんきょく)していて、頭への衝撃を分散させたりしているわけなんですが、頭を突き出すとその弯曲が失われてまっすぐな首が完成するわけです。
完全な現代病です。
スマホ
パソコン
動画見過ぎ
ゲームしすぎ
SNSばっか見過ぎ
そんな感じで、近くの何かをずーっと見続けてしまう世の中では結構な数の人々がストレートネックになってしまっているわけなんです。
で、ストレートネックだと何がダメなのか?という話ですが・・・
- 首がこる
- 肩がこる
- 頭痛になる
- 背中が張る
- 上が向けなくなる
- 頸椎(けいつい)ヘルニアの原因
- 左右に回りにくくなる
- 巻き肩や猫背になる
- 顎(がく)関節症や食いしばりの原因
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こんな感じで、数えるとキリがないぐらい本当にいろんな症状の原因になっているんです。
しかも、このストレートネックの厄介なところは、意外と自分では気付きにくいというところにあったりします。
でも、ぶっちゃげ、少なからずみんなストレートネックです。
だからさっきご紹介したような症状がある人は特に今回の内容は有益だと思います!
ではいきましょう!!まず一つ目。
1、胸を開く
まず気を付けたいのは胸のあたりが狭くなってくるのを防ぐことです。
頭を前に突き出すともれなく肩も前に出てきます、すると背中が広く胸が狭い猫的バランスが完成します。
これが定着してしまうと、もう首を元に戻すことは難しくなるのです。
いくら首を戻そうとしても、胸を開かない限りもとに戻ってくれない、そんな夫婦みたいな関係なんですね首と胸は。(どんな関係やねん!)
胸を開くっていうのは具体的にはこういうことです。
横から見ると・・・
こんな感じです。
- 頭の後ろで手を組む
- 胸を張って肘をできるだけ後ろへ引く(横から見ると耳より肘が後ろ)
- 顔はまっすぐor少し上を向く
- 10秒キープ
ずっと同じ姿勢をとってしまいがちな時に時々これをやっておくとストレートネックを予防できるわけです。
2、背中をひねる
次のポイントは背中です。
背中といっても特に背中の骨:胸椎(きょうつい)についてです。
ストレートネックは首の骨:頸椎(けいつい)の問題と思われがちなのですが、背中の骨:胸椎も非常に深く関わっています。
いわゆる猫背の人はストレートネックになりやすいです。
猫背が習慣化している人は多裂筋(たれつきん)の働きが弱く丸まった背中を伸ばすことが難しい、もしくは伸ばす行為がつらい状態になります。
そんな丸まった胸椎のせいでストレートネックになってしまうのです。
多裂筋を活性化させて背筋を伸ばすには背中をひねる運動が効果的です。
これは多裂筋が胸椎を伸ばす意外に、ひねる作用も持っているためです。
多裂筋エクササイズはこんな感じです。
詳しくは動画をご覧ください!↓
このエクササイズはひねった状態で3秒3セットを左右行いましょう!
3、上を向く
一言に上を向くと言っても、上の向き方にも人によって違いがあります。
ストレートネックの人は背中や首をあまり動かさず(反らさず)頭だけを上に向ける傾向が強いです。
また、猫背であったとしても首:頸椎(けいつい)の動きが正常な人は、まるでキリンのように首だけが曲がり上を向きます。首が曲がりすぎるという意味では異常な状態です。
この場合、両者ともに、上を向く際に手がしびれたり、首が痛むなどの症状を訴えることがあります。
上を向く際の正しい動きは以下の通り
頭を上に向ける+首を曲げる+背中を反らす+胸を開く
このように3つもしくは4つの動作を組み合わせて上を向くというのが正しい動作です。
デスクワーク中・スマホを使っている時など1日の中で上記のような正しい動きで何度も上を向く習慣をつけることがとても効果的です。
4、ポモドーロ・テクニックと組み合わせる
近年このポモドーロテクニックという言葉を記事などでよく目にするようになっていますが
これは仕事の効率を上げることだけでなく
パソコンを使った業務のように同じ作業を続ける仕事や、スマホやゲームを長時間使用する上でカラダや脳へのストレスを蓄積しないためにも非常に効果的な時間管理術です。
ポモドーロとはイタリア語で「トマト」の意味ですが、トマト形のキッチンタイマーを使って時間管理を行なったことから名付けられたテクニックです。
作業時間を25分ごとに区切り、25分に一回のペースで短時間の休息(およそ5分)をとる方法です。
タイマーをセットして、25分は一つのタスクに全集中することで仕事の効率が上がり、5分の休息により次の25分も全集中できるというしくみです。
ストレートネックは長時間頭を突き出した姿勢を続けることが原因となっているため、こまめな休息とともに休息時にこれまでご紹介した
「胸を開く」「上を向く」「カラダをひねる」
この3つのエクササイズをやってみて欲しいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ではまた次回
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